恩人に物が送れない

 

本来なら車で郷里まで一泊予定で移動し

新米を購入し、そこから忘れてはいけない恩人へ送る

 

だがコロナ禍でそれができない。

今日は近くの道の駅でいいものがあればと車で出かけたが

恐ろしいほどの渋滞に諦めて

自宅近くで食事をして帰ろうということになった。

 

緊急事態宣言下で閉鎖されている公園へ食事の後立ち寄ると

条件付きで開いていたので

そこで食事のあとの珈琲タイムをした。

 

本当にありがたい気分転換の時間

 

そのあと

少しだけ時間が閉門まであったので散歩をして

ダイエット中の意識を維持して帰宅した。

 

私には恩人が何人もいる。

 

その中でも命にかかわる恩人の中の恩人が三人いる。

 

二人は体の主治医で

どんなに遠くても受診に行くほど信頼している。

もう一人は

私の物語の主人公になってくれた方だ。

 

どんな時でも

三人ともブレない人としての徳がすごいことと

仕事に対する姿勢、

人生が誠実なところを

リスペクトしていて、

私は死ぬまで彼らを覚えていたいと思っている。

 

もちろん他にもまだまだいらっしゃるが、

年齢と共にあらゆる情熱が落ちていき

今できることのギリギリがここかな、という寂しさ

 

若い頃は

あらゆる人との交流があり、

どなたも大切で、時間があればどこまでも付き合いたい

という、私は人好きでもあった。

 

でもだんだんとあらゆることに対する能力が落ちていくのは否めない

 

主治医のお一人は

私の命を救い、私の家族を結果救った方

 

彼が点滴に足す処方は私の苦しみを必ず取ってくれる。

天性のドクターだと思う。

私の看取りをお願いしているが、年齢が近いこともあり、

勘弁して、

と言われているが、しつこいこちらの申し出に

わかったよ、でも競争だよ、ぴんぴんコロリだよ、と約束してくれた。

 

私のもう一人の主治医は歯科医師

私は彼以外のところで治療を受けることができない。

彼が加齢で医師を辞める時には全部総入れ歯でいい、と思うほど

 

バカなことを言わずに

メンテナンス頑張れよ、というところだと思うが

怖がりで弱虫の私が唯一

治療中、寝落ちしてしまいそうになる名医

 

主人公になってくれた恩人は

母を我が家に引き取って

看取ることになった時

 

世話を始めて数週間経ったころ、

急に

母はもうすぐこの世からいなくなるんだ、と怖くなり

心がどうしようもなく乱れて

思い悩んだ時、彼女に電話をかけていた。

 

とても忙しい人なのに

国道のわきに車を停めて電話を取ったことなど微塵も感じさせず

わずか5分で私の呼吸を落ち着かせていた。

看取りのプロ中のプロだと思っていたが

ただものではなかった。

 

たくさんの恩人がいる。

 

子供に関する人をあげれば

数えきれないほどいる。

 

外出もままならないで結局Uターンしたあとで見た

都会の片隅のいつもの公園で花が一輪目にうつった。

汚れた葉っぱに囲まれて、凛として咲いていた。

 

皆がそれぞれの場所で頑張っている。

頑張れ、頑張ろう・・・

秋晴れの日なのに寂しいです。

 

 

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