前へ、前へと進もう

リビングと子供部屋に大きなボードがある

子どもが撮ってくれた写真とみことばを貼りインテリアにもなっている

ここで記事に貼っている写真もほとんど子供が撮ったもの

 

時代が厳しくなり

毎日、離れている子供たちのことを祈っているので

景色より、

家族写真をみことばと交互に貼ったほうが祈る時もよいかもね、と

家族写真を印刷していたら

 

子どもが一人ひとりのエピソードを写真を見ながら語り出した

なんだか沈んだ寂しさが伝わってきたので

飲み物を持って屋上へ

夜空を見ながら続きを聞いた。

 

兄弟写真は足を止まらせるのか・・・

 

Kちゃん、

寝る前に見ていたいものはなあに?

 

聞いてみると、

 

きれいな海と

きれいなお花とお母さんと一緒の写真

 

そうかあ・・・

 

よし、

前へ、前へ進もうか

 

兄弟はみな今を生きるのに忙しい

とても後ろを見ているゆとりのある者はおらず

ましてや今は、立ち止まると足をすくわれそうな時代

 

あなたもそうよね

若いんだもの

 

写真を撮ってもらい

童話を載せて本を出そうね、と話してきたけれど

 

 

嫁いだ上の子は絵を描くのが好きだったので

子育てが落ち着いたらお母さんが物語を書くから絵をお願いね

と約束していた。

 

そしてそのペンネームを文のところを下の子が

将来言葉を話せないかもしれない、と

この子の名前をもらおうと、

なんとも恐ろしく傲慢なことを思っていた頃があった。

 

***

 

ことばを話せるどころか

人の心の機微を

なんとも絶妙に読む不思議な子に成長した

 

本当にハンディがあるの?

と何度も思う。

 

社会的にはこの子は弱者かもしれないが

 

コロナ禍のなかで時間ができて

自分がつくづく何も知らないことに気付いた。

限られた人生の時間の中で何を見て、何で報酬を得て

何を優位に選んで、生きてきたのか

 

知らないことが多すぎる

 

子どもが語る兄弟のエピソード

夜風に吹かれながら

 

何かに気付いて、はっと心が静まった。

 

この子は静かにじぃと聞きながら生きてきたんだ、と鳥肌が立った

 

社会に求められ

能力に能力

どんどん向上するのに忙しい兄弟たちと過ごしてきた時も今も

 

静かに生活をしながらノルマに追われず

光景ひとつ一つをきれいな映像のように記憶している。

 

だから写真の構図が

書き足したくなるような

走り去れない何かを残してくれていたのか

 

***

 

神様は怖いなあ・・・

鳥肌がとまらない

 

おまえが足そうと思っているものはいらないよ

と言われてしまったような・・・

 

ボードに貼る写真

本人が好きなものを選べばいい

 

みことばは、

何を語ろうなどと思わず

この子が涙を流した箇所を書いて貼ればいいだけだ

 

誰の人生も長いようで束の間のように過ぎ去っていく

一生は短い

この子の時間は、今、青春を生きている

 

秋の親と初夏の子どもの組み合わせの時間軸

ズレた情緒の組み合わせだけれど

 

旅を楽しむ時に、

時間が止まったような空間を見た時に

 

必ず一致する瞬間が何度もある

来月、行こうね

 

あなたの青春に合わせて

必ず行こうね

神様の備えはすでにあるのだから

 

***

 

聖霊が満ちている

溢れている

 

***

 

喜んでいなさい

 

聖書は、そう語っている

いつも喜んでいなさい、と

 

天にも地にも神様の霊は満ちておられるのだから

恐れずに、前へ

前へと進んでいこうよ

 

星も月も見えない夜空を見上げていた子供が

「お母さん、いつもありがとう」

 

おねえちゃんたちの気持ち、と言った。

 

堪えていたものがあったのか、

涙が止まらなくなった。

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