キーボードが来た!

 

 

閉塞感で、片頭痛も8日も続き、辛い、辛いなか

子供が作業所ではまってしまったキーボード

欲しい、欲しいとせがまれていたが、ようやく品が届いた。

 

リズム感がいいので、なんとなく気に入ってしまった理由がわかった。

これも二拠点生活へのいい支えの一品になると気分は少し良くなった。

 

頭痛も天気に左右されていたのか、気分が晴れたからなのか、

今日からギクッ、と刺されるような激痛に悩まなくなった。

 

二拠点生活、できればやりたくない。

でもやらなきゃならないなら、楽しもう。

 

ハンディのあるわが子のキーボードをノリノリで弾いている姿を見て

あれもこれも想定しすぎてすでに疲れてしまっている自分に反省。

 

全国どこでも作業所へ通えること

コロナ禍でリモート出勤もまだまだ可能なこと

 

メリットを生かして

思い切り体を動かして空き家暮らしを心地いいものにできたらと

考え方が少しづつ変わってきた。

 

家もお宮さんも草を刈り

きれいにしよう。

 

楽園が必要なのは、私か・・・

仕事や子育て、人生の転換期に何度住まいを変えただろうか。

思い切り好みの家にして住み倒してみたい、というのが子供の時からの夢

 

最初の部屋・空間は、縁側の隅っこ、

それでも嬉しくて、机の前の壁に手作りのカレンダーを貼った。

次は学生の頃の寮生活で長い長い木目のテーブルと

拾ってきた大きな本棚、白に塗ったらかっこよくなり、ポトスが置かれ、

冷蔵庫まで誰かが運んできて、

部屋がJAZZ喫茶のような空間に。

くつろぐ寮生が小さな缶に気持ちを

投げ入れてくれた小銭が数か月でいつのまにか相当額になった。

 

当時はすべてがアナログ

解剖のノートを借りる人の予約がたてこんで、貸し代として一回、300円、誰かがこれを書いて何冊も雑誌のように並べて代金入れの缶を置いた。

珈琲代、場所代、お気持ちは、ここ、と別の缶も置かれていた。

静かな空間がノートの貸し借りで騒がしくなったのを機転を利かせた友人たちは

これみんなおまえのものだから、と缶のじゃらじゃらを真面目な顔で

聞かせてくれた。

定期的に缶を開けさせられた時のあの驚き、10代には刺激が強かった。

 

ホームシックがピークになった時、

よし、このお金で弟を招待しよう、と思い立った。

私がへたれているのではなく・・・移動のお金と滞在中のお小遣いを送り、

カーペンターズのコンサートチケット2枚分買ったから、と招待。

それでも余裕があったので、スーテーキハウスへも行こう、と

10代にしては、思い切った企画

 

ところが弟は高校生。

遠出の一人旅に慣れていない。

荷物の置き引きに遭い、チケットも盗まれ移動すらできておらず

ターミナルで待てど暮らせど姿を見せず、缶マネーは半額ほどただ消えた。

 

すぐに次の企画として、

地元でさだまさしさんのコンサートがあると知り購入

自分が移動し、落ち込んでいた弟と二人行くことができた。

 

アルバイト禁止を知っていた両親はどうやってお金もないのに、この子は、

と、封筒にお小遣いを入れて用意してくれていたので、それもありがたくもらい、

後日、手紙で事情を説明した。

 

楽園づくりは自分の立っている場所から始められる。

 

夢中になればいい。

 

壁中に貼ったJAZZのレコードのジャケットやポスターや雑誌の白黒写真

珈琲も甘いほぼカフェオーレ、珈琲にはまだ慣れていない18・19歳の子供

それでも座ってくつろぐ学生は皆かっこよく足を組んで孤独もわからないのに

孤独感をかもしだし・・・

 

数人寄ればすぐに笑い声が起きるはずが、ここはひとりになる部屋。

お喋りは、会議室と皆心得ていた。

私は、ベットに据えられた机で勉強もプライベートも済ませまるで空気

部屋の住人は空気なので、私が居ても誰も気にしない。

目もあわない、本当に茶店だった。

 

思い出すと、元気が出てきた。

体力はどうだろうか・・・

暑さにまいらないだろうか・・・

もう考えまい。

楽園づくりに夢中になろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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