タグ:看護師
『僕は看護師です』をご購入くださる皆様へ

 

 

このたびは、『僕は看護師です』に関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 

発売直後から、多くの皆様に作品を知っていただく機会に恵まれ、心より感謝申し上げます。

 

また、「えぼしチャンネル」をご覧になり、本書を手に取ろうとしてくださった皆様、深く御礼申し上げます。

 

現在、Amazonでは在庫状況が変動しており、タイミングによってはAmazon本体からご購入いただけない場合があります。

 

楽天ブックスでは「メーカー取り寄せ」となっておりますが、ご注文いただくことは可能です。

 

全国の書店でもお取り寄せいただけますので、お近くの書店をご利用の際は、店頭でご注文いただければ幸いです。

 

ご不便をおかけしておりますが、多くの方に本書を手に取っていただけるよう願っております。

 

今後も、看護の現場で日々懸命に働く方々、そして看護という仕事に関心を持ってくださる皆様、医療に携わる皆様、大切な人を想ったことのあるすべての方にこの物語をお届けできれば幸いです。

 

温かいご声援、心から感謝しております。ありがとうございます。

 

 

書籍情報

書名:『僕は看護師です』

著者:拝原しげる

出版社:文芸社セレクション

ISBN:9784286277622

 

 

▼『僕は看護師です』の詳細・購入はこちら

 

  • 出版

 

 

 

「えぼしチャンネル」の視聴者の皆様、ありがとうございます。

 

ファンの皆様の力の凄さに圧倒されています。

 

視聴者の皆様に信頼されておられるえぼし様は、ナースのお仕事でも間違いなくできる優秀なメンズナースだと思います。

 

管理能力、維持力、それにユーモアもありがたいです。

 

ナースのお仕事の大変さは、なんといったって夜勤。

 

人間が寝て新陳代謝に集中しなければならない時間帯に起きて仕事をする。

 

そしてルーティンワークの業務だけではなく、急変という昼間でも大変な動きに午前2時や4時に対応することもある、ある。

 

クタクタだから対処のレベルが落ちるのか、そういうことはありません。

 

どういう時でも他の患者様を起こさないように、黒子たちはテキパキと救命に全力を注いでいます。

 

男性看護師さん・メンズナースが増える、男性が生涯を通してやりたい仕事としてどんどん人気が出てくる。えぼし様は、その火付け役になれる、と小児科あるある、の動画を観て思いました。

 

時代はどんどん進むし変わってきました。また変わらない、普遍的なものもあります。

 

***

 

信じられないかもしれませんが、筆者・沖縄おばあは、小さな島で生まれ育ちましたが、川で洗濯をし、家には電気もなくテレビもなく、夜はランプに火を灯し、お風呂は五右衛門風呂でした。おばあの家が特別貧しかったから、ではありません。

 

世の中に存在していたかもしれませんが流通の恩恵が全国にゆきわたる前の時代、少し前の話です。信じられますか? 昭和って、妙ですよね。

 

今でいうクリニックのような医院は大きくなってから見るようになりましたが、幼少の頃は診療所がポツンとある、というかんじでした。

 

高齢者の方が病院を受診・・・???

 

近所の子供がけがで額を縫合する・・・は聞いたことがあります。

 

テレビドラマ「仁」の世界は、場所によっては、そう遠くない時代の話です。

 

 

ナースになった初年、当然ですが、総合病院のオープニングスタッフでした。病院が次々生まれていくわけですから。なんでも初めて、の世界です。

 

それから、小児科のICUやNICUや成人のICUなど、新しくできていくのですが、すべてにオープニングスタッフとして出向く、今、思い出すと、ようやったわ、と思います。

 

その話、本当ですか? というタイムスリップしてきたようなおばあと、若いえぼし様とが世代を超え、アイディンティティもまるで違うのに何故コラボしているのか。

 

医療レベルの維持、人の命の価値を守る。

 

少子化で、すべてのジャンルで人手不足は叫ばれています。

 

ナースの仕事は5Kとも7Kとも昔から言われてきました。

 

女性のナースが産休を取る、キャリアから少し遠ざかる、子育てに力を注ぎたい・・・

 

メンズナースがいて下さると、どれだけありがたいか、想像できると思います。

 

柔らかい笑顔の素敵な若い若いメンズナースのえぼし様、おばあの真面目な話に真剣に共感してくださいました。

 

毎日、患者様の命を全身全霊で守る、そんな職能のプロ、

 

おばあの急な応援要請にすぐに対応してくださったのです。

 

急変に強い方は、日ごろの仕事のスキルももちろん高い、できるお人やなあ。

 

その心の柔らかさ、優しさに感動しました。

 

将来、男の子たちの成りたい職業にメンズナースがあがってきたら、えぼし様のおかげです。

 

そしてさらに映像化された時の主人公の俳優さんの力が加わってくると、将来の日本の医療の安泰の一助になれる、真剣にそう願い、「僕は看護師です」 を世に放ちました。

 

 

今、ある程度、不足の少ない時代に生かせてもらっている、そのことを当たり前だと油断しない、病院がなかった時代に後戻りしてはなりません。

 

川で洗濯の時代、ITの時代、両方味わった世代・おばあの真剣メッセージでした。

 

 

 

 

本日、発売の「僕は看護師です」 を帯を引き受けて下さったえぼし様が、「えぼしチャンネル」で紹介して下さいました。

 

誠にありがとうございます。

 

えぼし様は、現役の男性看護師さんで、もしかしたら夜勤明けかもしれない、連勤続きの真ん中かもしれない、そんな多忙なさなか、なんともさわやかな笑顔で、きれいに紹介して下さっています。

 

重ねてありがとうございます。

 

この方に続け! この兄ぃ兄ぃについていくんだ! 未来のメンズナースの卵たち、頑張れ! ちばりよ~!

 

沖縄おばあは、次世代を応援したくてこの本を世に送り出しました。

 

 

どの花も咲いた オペ室編4

 

敬語の使い方が間違っているらしく、

「タラちゃん」

と新人は呼ばれるようになった。

全国からUターンしたベテランナース達は、オペ室オープンに向けて、術式、手技を基本、病院の核となるスタッフに寄せていくことになる。

 

現役オペ室のエリートたちを集めたなかで、おさめていく師長と主任は必死だった。今だとIT技術が進んでいるのでシミュレーションももっとスマートにできるものだと思う。

 

当時はアナログ

簡単なオペから引き受けていき、だんだん難度の高い症例も引き受けていく、その予定月数などもオリエンテーションされていたが、新人には初めのオペから、オペだった。

 

ドクターは同じメンバーでまずは、彼らと一緒に仕事をこなしてきた主任が器械出しをし、師長が外回りをする。すでにできあがっているチームのオペは流れるようにスムーズで、それに応える主任と師長の仕事を見学することから始まった。

即戦力になれる人が優先に見学に入り、主任の横に立つ、器械出しを代わる、主任が横で見守るなか完全に一人でやりきれたあと主任は降りる。

スムーズな支障もない完璧な状態だとドクターや主任が判断したら、主任はその人の外回りにつく。

しばらくしてその必要もなくなったら、次の即戦力へと指導が移る。

 

心臓外科や脳外もこなしてきた先輩方のそれぞれのデビューを新人は見学を許された。

 

「たぶん私より凄い人たちなのよ、みんな」

 

一緒に立って見学の指導までする主任が教えてくれる。

 

「タラちゃん、よくみておくんだよ」

 

かっこよくオペ着に腕を通す北里帰りのいつもはおちゃめな先輩が、きれいに並べていくメスや鉗子や止血用の糸

 

全員で何度も受けたマニュアルどうりの並べ方。

立ち方、構え方。

「よろしくお願いします」

オペレーター、執刀医の一言でオペ開始。

麻酔医が頷き、器械出しがガーゼをそれぞれに渡していく。

 

おちゃめな先輩はどこにもおらず、別人のようなまなざしと動きの完璧な美しさ。

手術の流れは、初めてのチームと思えない静かな流れの中であっという間に閉腹に至った。

花がカタカタと音を立てて咲いていく様のような、踊りの舞いがストーリーを作り上げていくような、鳥肌が立つようなそれぞれの腕先の技にただただ感動。

 

咲いた。

先輩、かっこいいよ。

やっぱ先生たち、かっこいいや。

 

どの先輩の開花の瞬間も鳥肌ものだと、感動につぐ感動。

それは派閥もできるよ、みんな凄いし、完璧だし、

 

新人は、見学、見学の最初は、それはそれは充実した高尚な世界に浸っていました。すぐに自分もああならなければいけない、なんてことを考えながら見学していた同期の新人たちの休憩中の言葉を聞くまでは。

 

あれをやれってこと?

「当たり前じゃん。タラちゃん、大丈夫? あの人たち、難度の高いオペの最初をやって見せてくれたら、大抵、外回りだって想像つくでしょう。この子、天然過ぎる」

 

あれをやるってこと?

「そう」

 

どの花の開花も凄すぎる、美しすぎる・・・

花咲く日・・・私たちも迎えなければならないってこと?

「はい、そうです」

 

・・・