カテゴリー:心と体
慣れない気温差にしばらくは脳がパニック

生き物が生きていくって大変です。

凄い方々の凄い成果を称賛する記事が続いていますが、

生きていくって普通に生きていても大変です。

 

何故に故郷を離れて時には雪も降るような知らない人ばかりの東京にいるのか。

故郷は濃いほどに誰との距離も近く17℃以下の気温などほとんど味わうこともない。

現役を引退し、本の仕上げはどこででもできるので、生き物としての自分が選ぶなら後者の方。

 

ところが故郷を出た時の子供たちは今はもう皆大人

戻ろうとする私に???

彼らは私のような生き物脳ではなくて、上京した時の私の脳内とたぶん同じ

寒ければ対策すればいいじゃん

田舎帰ったってじいちゃん、ばあちゃんもいないし、ここに家族いるじゃない? どうしたの?

 

人は年をとるとだんだん幼少期の初めに経験した生き方に感覚が戻っていくらしい。

 

島でとてもお世話になっているお姉さんが、村の集会場から遠く離れた自分の属しているお宮まで裸足で荷物を頭にのせて行ったという話をしてくれた。

裸足?

頭に荷物を乗せて歩いた? 数キロ歩いた?

昔・昔の写真や民族の歴史に残る話のようなことをしてのけた?

凄い、でもそれ、本当ですか?

うん、気づいたらやれていた。

 

たぶんもう次の世代では無理な話だと思う。

でも不思議と、自分もそこまではできなかったけれども、大きな蛙をどかし、もっと大きな蟹を浜まで運んでいき、ぎゃーぎゃー騒がずに、まるで慣れた野人のごとく森の宮を片づけていた。

 

DNA?

訓練?

子供の頃、いきものが怖くて苦手だったので、訓練を受けた記憶はなく、それらからの害は親に守られてきたという記憶はある。

 

そんな川で洗濯の昔話のような世界の記憶もあり、東京の街の一角で、あれも揃い、これも揃いの生活なのに、タイムスリップしてきたかのように今のほうが居心地がスムースじゃないって私、なにじん?

 

部屋に観葉植物をたくさん置いてまたプチジャングルをつくって脳を騙そうかなと思っています。寂しがり屋なので、家族と離れる暮らしはムリ。ならば脳を騙してここは亜熱帯、ジャングル、楽園ですよ。寒くなんかないですよ、とだまし切りたい。

 

自分には寒さに強い遺伝子がないのだと思う。

家人はみなハーフはあるからね。

南国オンリーの遺伝子の愚痴をこぼしてみました。

 

空港から家に着いた夜、脳に何度言い聞かせても、芯から温まったと思うまで、体の震え、パニックがおさまらなかった。本当に生きていくって辛い。

それゆえなのか、最近、他者に対するリスペクトがますますアップ

 

みんな偉いです。

生きているだけでもみんな偉い。

 

寒い時こそコタツの中で世界で頑張る方々から元気をもらえる贅沢なしあわせ。

有難さが沁みるのも脳が危機を覚えたから、か。

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • feedly
  • LINEで送る
カテゴリー
タグ
  • 心と体
幸せ感が止まらない。

不具合の正体がはっきりし、何に注意しなければならないのか、優先順位も整理されてきた。

聖書に、

「遅くなるように見えても間に合わないことはない」

という神様からの救いの箇所がある。

 

年齢的に、16年間のさすらい時間が・・・たどり着くの、遅かったかな・・・と、この数か月、思ったりもしましたが、間に合った、ということで、有難いことと専門医の診断を改めて感謝しています。

 

寝室を、子供と二人用に変えた。

室温を24℃、湿度を60%に近づくようにして、エアコンも買い替えた。

 

入院するだけで、体調が良くなる患者様もおられるほど、病院の空調は人体に一番心地の良い状態で動いている。合わせられるものは心地よいに寄せていけばいい。

 

よほど子供と二人きりで味わった南国滞在中の体調不良が極限だったのか、

 

落ち着いた今、色々なことがそぎ落とされて、不思議な感覚がずうと続いている。

 

朝、目覚めると、脳がすっきりしている。

あれをしなければ、これをしなければ、あれがしたい、これがほしい。

何も出てこない。出てくる言葉は、ああ、ありがとうございます。幸せだあ~ です。

 

大げさだと笑われるかもしれませんが、悟り、ってこれ?

個人のレベルに合わせてOK! ならば、私、悟りの境地かもしれない。

目覚めて1時間、そういう感覚。

 

ああ、体って新陳代謝しているんだなあ。

脳のゴミ処理もされているんだなあ。

人の体って、造りって人知ではかりしれないパーフェクト、神様って凄い。

 

オペ室で何度も思った。

臓器もほぼほぼ同じ形、同じ位置、

手術して、そこにトラブルが明らかにあって、取り除いて繋いで洗って、閉じて

術後訪問でお話する患者様、リハビリ、退院される前の患者様

まったく同じ人は一人もいない。

過去にも未来にもいない。

 

五万といる人の中で、唯一無二の自分を抱えて、どう生きる?

めっちゃ体調を整えられて呆然としながらも、この平和感、しばらくそっとそのままで・・・

 

健康ってありがたいです。

 

お医者様って神様の手ですね。

 

タラント(能力)・タレントを人は生まれた時にどなたも授かっているようです。

5タラント、2タラント、

それを倍に増やして商売してから天国に戻ってこい、と聖書に書いてあります。

1タラントは6億5千万円相当

驚いて盗まれたらどうしよう、と臆病に埋めたままにしていた者は、天国から追い出されるそうな。

 

悟った?

ようやく休めた?

ありがたい・・・の境地が続いている?

ありがたさに浸って・・・

 

降りてくるタイプの物書き、ようやく自分が埋めたままで楽に流れ始めているのでは? と、「微小血管狭心症」 について書かないと、天国の外に追い出される側? と心の声

 

本当に突き抜けてしまって、不思議なんです。

もしかして、私の魂、地球にいない?

幽体離脱?

 

だんだん心の声があやしくなってきました。

問題対処だけで必死に生きて来た自分、能動的生き方にいくまで整えられてこなかった自分。

初めて、歩き出す初めの一歩の足先につまずきの石がない。

どうする? どうする?

その煽りさえも届かない、

ただただ心地いいのです。幸せなのです。

 

気持ちいいのです。一日、一日が

先生、本当にありがとうございました。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • feedly
  • LINEで送る
カテゴリー
タグ
東京が21℃で南国20℃、の日

バタバタだった今回の二拠点生活、南国からの帰京

残してきた愛車を昨日、家人が迎えに行った。

気温が逆転して、どちらも遠距離感がない会話。

 

刹那的な今生の別れ感を抱いた寒さと暑さの違いに、里帰りを終えて帰京するたびにわいたホームシックも、もう時代遅れかもしれない。

移動もあっという間、気温差もない。

物流にも差がない。

 

昔の人が今の状況をみると本当に驚くだろうなあ、あっという間に時代って変わる。

 

16年前にわからなかった正体不明の胸痛が初診で解明されて、

それでもおそるおそる過ごした10月・11月がもう終わろうとしている。

自分の生きている「今」 に集中して、あるものに感謝して、自分の役割を果たして、

スイッチはもう切り替わったので、年相応に前進したいと思う。

 

専門医の先生の尊い存在に何度も何度も感謝するこの2か月でした。

 

愛車が帰ってきたら、

子供が女子会しようね、と言うので、放心状態の帰京から放置してきたボサボサ髪をまずはきれいにして、子供とたくさん散歩をしようと思う。

紅葉がまだまだきれいです。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • feedly
  • LINEで送る
カテゴリー
タグ
緩和ケア 家での看取り

 

写真は、身内の育てたサガリバナ、珍しい花です。

 

***

 

 

緩和ケア病棟、病院によって取り組み方が違ってきますが、

自宅で看取る、という選択をした知人に少しでもお役に立てばと書いた記事です。

 

(過去記事)

 

今日は久しぶりにコロナについてまとめたものを持って

1時間弱の説明へ行ってきた。

 

コロナ禍で人の集まる場所へ外出をしたのは、ほぼ一年半ぶりかもしれない。

かたくなった頭に詰め込めるだけのものを詰め込み

 

物忘れがひどくなった脳を揺さぶりながら

自分の老眼のために用いた大きなスケッチブックを持って

 

コロナというウイルスについて

 

自己と非自己という免疫のシステムについて

 

マスク着用やガウン着用や

清潔ゾーン、不潔ゾーンの概念など

 

今更ながらではあるが

復習すること、整理整頓することで

少なくとも身近な人を守れる知識をシェアすること

を目指して話してきた。

 

緩和ケアとは離れている内容だが

最近、多くのことを同時にこなす力がなくなっていて

こちらで書いた文章をある方へ渡したいと思い書いています。

 

自宅で大切な方と最後の時間を過ごす。

客観的に考えると、残酷な時間である。

 

共に過ごす時間は大切な人であればこそ永遠であれ

と思うものです。

人は誰しも最後はこの世を離れます。

ですが、愛する人との時間は永遠なれ、とやはり思うものです。

 

とても辛いですが

貴重な時間をどのように過ごすか

答えはありませんが、少しでもお役に立てればと思います。

 

痛みを取ること

ペインコントロールが何にもまして優先すると思います。

痛みは死から逃れようとする人の体のSOS、サイン、

 

それが患者様の意識の最優先であり続ける限り

死という恐怖と対峙し葛藤していることになります。

 

ゼロではないが和らげ、緩やかにするというのが

緩和ケアの意図になります。 

 

そして残り少ない貴重な時間の中で

クオリティーの高い時間をステロイド剤を用いて

導いていきます。

 

会いたい人に会う時間

ゆっくり家族水入らずの時間

ご本人の望まれる尊いひとときを

サポートする側が演出する、という努力も

とても大切な思い出になります。

 

がん細胞は貪欲です。

点滴も食事も健康な細胞へはいかず

がん細胞を太らせていきます。

 

過酷なようですが

緩和ケア病棟ではよほどでないかぎり点滴はしません。

 

患者様と過ごす時間の中で

スタッフが緩和ケアの手を差し伸べるのは

患者様と同様ご家族へのケアです。

 

痛みの棘にもがくご家族の心に寄り添い

ご家族が患者様に寄り添うのをあくまでも黒子として

手になり足になり知識を手助けし

最後まで伴走します。

 

誰かが必ず聞いてくれる

一人ではない

 

大切な人を看取るのにマニュアルはありませんが

看取りたい、という思いは

関わる方々の心を動かし

最上のことを提供しようとする輪になっていき、

ワンチームから、

唯一無二の時間が生まれていきます。

 

少しでもお役に立てればと思い

急ぎまとめてみました。