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カテゴリー:旅行・地域・南国エピソード

Yくん、21歳の誕生日、おめでとうございます。

Yくんが東京の我が家に来てくれたのは高校卒業前の正月休み。

久しぶりの再会に、子供たちとの賑やかな食事会に、バトミントンに・・・

 

昨日はその賑やかさとのギャップで、寂しくなってへこんでいました。

 

写真はYくんが自分で作ったという自分用のお財布

皮を上手にデザインして、縫い込んでいておしゃれで、写真を撮らせてもらった。

 

夕食前の珈琲タイムで、二人で話し込んだのは、

おばちゃんが貴重な若者の時間を頂いて話し込んだのは、マネーの話

 

今ね、隠れ金持ちというのが密かにはやってんだって、

このおばさんでもわかっているんだから、密かにも何もないと思うんだけれど

息子から、仕事を退職する時に通告というか、アドバイスというか、

よーく覚えておいてね、という説教のようなもの。

 

今までは話をして少しお金もらった時もあったかもしれない。

今からはね、1時間聞いてくれた人には1万円あげる、くらいの気持ちでいてよ、と。

 

***

 

マシンガントーカーだから、同じ話が2度目なら2本指

3度目なら、3本ではなく5本で、おしまい、という合図を送る人情の欠片もない

人に言われた説教を、今では真面目に守っている(すでに話、長いなあ・・・)

 

***

 

それで、Yくんには嫌われたくない、考えて決めてきた話がマネ活。

あのね、と二人で気持ちは大きく、お金を増やしていく話をした。

 

貯金やないよ

増やすんだよ

 

瞳が純粋でかわいいまだ少年にしか見えない兄ぃ、にぃに、将来は妹のお店も出してやれる男になれよ、と励ましてきた。

すぐに洗脳されてニコニコと聞いてくれている。

 

あと数年で3本指か5本指を目の前に出してくるかもしれないけれど、

とても幸せな時間だった。ありがとう。本当にありがとう。

 

おばちゃん、本当に東京から来たの?

ちびっ子たちは心の声のまま問う。

そうだよ、なんかやっぱ違う?

首傾げて、絶対、嘘だ、という。

かわいいからもうなんでもいいや、と遊んでもらって、幸せだった。

 

次は4月だから、

少し今回のことを反省材料にして、もう少しかっこよく行こうと思う。

話して聞かせる話が薄かった、と仕込みの甘さを猛省している。

 

Yくん、あなたはこれからたくさんの経験をして恋もするよね。

傷つくこと怖がらないで、

どんどんチャレンジしていってね。たくさんの人と出会っていってね。

人生の地図、自分だけの地図、どんどん描いて広げて色付けていって、好きに仕上げるんだよ。

誰も描いていくのを邪魔しないからね。好きに、無我夢中で楽しんで描いていってね。

 

地図描きを邪魔してきたのは、振り返ってみるとおばちゃんの場合、

自分の心が臆病になった時の自分自身だった気がする。

***

楽しく花の20代、謳歌して大胆な地図、

オリジナルデザインのセンス抜群の財布のように、

作った動機も素晴らしかった。

すでに君は勝っている。もっている。最高だあ。

 

誕生日、おめでとう。

これからもおばちゃんはずうと応援しています。

 

 

 

3日2晩の慌ただしいスケジュールでしたが、珈琲タイムもしっかり楽しむことができました。

 

暖かくて、いや暑くて、空港へ着くやいなやまずは8か所に貼ってあったホッカイロを外して捨て、ヒートテックの肌着上下を脱いで、外へ出ましたが、涼しい、気持ちいい。

 

体の緊張感がほぐれていく、この感覚が最高です。

タクシーに乗って6年ぶりの友人ご夫妻との再会、会食。

 

奥様は、肌のうっすら日焼けが功を奏して、エキゾチック美人度が凄かった。

会話の途中、あまりにもきれいなので何度も見てしまったほど。

 

東京で知り合ったのに、

涼しい海風を受けながら近況を報告しあい、大変なご時世に互いの健闘も称えあったあと、若い二人が仲良く支えあってきたこと、移住を決めたことを聞いていると、あっという間に流れていく時間に、まるで夢の中のようなやっぱりタイムスリップな感。

 

人の出会いって不思議です。