内野聖陽さんの舞台

坂本龍馬役の豪快な演技が記憶に焼き付いていますが、舞台は井上ひさしさん原作の舞台。

 

子供と二人でコロナ禍の前、観劇。

やはりこの方は舞台だともう歯止めなく天才。

 

「化粧二題」

 

女優・有森也美さんがお母さん、大衆演劇の女座長で、内野聖陽さんは捨てられた息子が長じたという設定

 

クリスマスを前に内野聖陽さんが歌った讃美歌が、演技の途中で披露しているヒトコマには見えなかった。

 

本当にすばらしく上手でした。

そこだけ歌のプロの吹き替えです、と言われてもそのほうを信じるほど上手かった。

 

お二人とも演技も凄いが筋肉も凄かった。

 

役者さんって、あの長い時間

セリフ噛まないのも鳥肌ものですが、

ある種のゾーンの中にいるのでしょうか。

 

***

 

職業って・・・

 

私がいた業界でも、石の上に4年

4年目でようやく何かが見えてくる。

息するように、仕事をしていることを忘れる域が近づいてくる。

立ち続けよ、居続けよ。

そう教えられた。

 

ベテラン俳優の舞台は本当に面白い。

観客も域の中に入ってしまっているから、静か。

観客席に明かりがついてはじめて、こんなにたくさんの人が静かに没頭して

芝居の世界に同時に入り込んでいたの、と感激しました。

 

やり続けるって、売れ続けるって・・・やっぱりすごいです。

推し、の役者さんが舞台をやっているなら、舞台観劇おすすめです。

 

よし、頑張ろう、と元気になります。

 

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