パンくずリスト
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投稿者:拝原 しげる
クリスマスイブ、月もきれいです

 

12月、師走の早さに、今日ばかりは

つま先立ちでも立ち止まって書こうと思います。

 

今日はクリスマスイブ

月もきれい。

屋上のベランダから月を見よう。

 

子供を誘い、空を見る。

 

*** 

 

12月22日、12時27分、冬至の日が差し込むその時間を

「復活の光」 と言うのだと、聞き習い、

そうなんだ・・・と、覚えていたら、

 

我が身に、

そのことが起きました。

 

12時27分、ちょうど、玄関が開き、光が差し込むと同時に奇跡が起きました。

 

今年だけではなく、この身に起きた不思議を時系列で自由に書けたら

どれほどありがたいか、小説よりも奇なり、です。

 

分までピタリと合って、想定外のことが起きること、

これを奇跡と呼ばずに何を奇跡とよぶのか、と自分だけで鳥肌

 

***

 

11月11日に再開したブログですが、

小説を告知するのが目的ではなく、お世話になった方々へお礼を伝えていく

体力が落ちていくのを感じ、焦りを覚えてこちらでお礼の記事を書けたら、と

始めました。

 

***

 

貴重な時間をさいて読んでくださる皆様に、

今夜、ますますの奇跡の時間が舞い降りてきますように、

祝福がありますように、

 

メリークリスマス!

 

偶然はない、ひとつもない。

 

 

散歩中、白い彼岸花

 

(過去記事)

 

今日も子供を見送ったあと、ウオーキングへ

昨日とは反対方向へ歩いてみた。

 

珍しい彼岸花を見つけた。

赤い彼岸花もあちらこちらで咲いている。

 

じゅうぶん秋の気配を感じます。

10時までに戻ることを目標にして今日もダイエット中

涼しい風が心地いい。

 

御朱印帳の横へ横へと書き続けることのできる優れ性に

あれこれ書き込んで楽しんでいる。 

 

食べたメニューと体重を書き込んでいるが

やはり食べる量が多かった。

書き出してみてビックリ

 

私の田舎では噛め噛め攻撃という言葉が定着していて

お年寄りが若い子に

これも噛め!

そしてこれも噛め!

と次々食べ物を押し付けてくる習慣がある。

 

上の子の交換留学生を預かったことがある。

彼は、

私の母や隣近所のおばちゃんたちから滞在中の一か月

噛め噛め攻撃を受け続けた。

 

ノウー!

ノウテェンキュー!

 

はっきり断る

数分後、また勧められる。

 

また断る

数分後、また勧められる。

 

きちんと通訳してください。

と、私や子供の笑いながらの通訳に問題がある、と

部屋へこもってしまった。

 

絵を書きながら

カルチャーだと説明したが

そんなカルチャー、聞いたことがない、とまた不信感いっぱい

 

それでマダムたちに

いいですか、あなたがた

あの子にこれ以上噛め噛め攻撃をするなら

食事時間、ずらしますよ、と注意すると

痩せて帰したらかわいそうじゃない、という。

私たちは人情で言っているのに

客人はマレビトと言うくらい、稀にしか会えない人に

天国でまた会った時、

神様の前で、ごはん勧めなかったこと

どう弁解するの、と。

 

もうこうなったら、

マダムたちより若い人を説得するほうが早いので

英語の達者な職場の同僚を夕食へ招待し

説明してもらった。

 

言われ続けても

テンキュー、でかわし彼は無事帰国した。

 

帰る時

おもてなしのまま食べ続けてしまい、

ふっくらした体になってしまった交換留学生の仲間の皆さんの中、

うちの子だけ、しゅっ、としている。来た時のままだ。

彼は心から感謝している、オカアサン、と

思い切りハグして帰っていった。

 

あの頃

私も細かった

 

 

今、誰も噛め噛め攻撃してくれるわけでもないのに

どうしてこんなにたくさん食べているんだろう。

 

書き込んで広げたノートを見て

何の危機感があって・・・

 

そうよね・・・

災害も多いし・・・備蓄、備蓄っていってるし

体内備蓄か・・・

 

いや、いや、

何かのせいにするのはそもそも違うぞ

そうだ、そうだ、頑張れ、私

明日もあの白い彼岸花に会いに行こう。

 

花言葉は

また会いましょう、というらしい

 

会いに行きます。行きますとも

 

 

緩和ケア 家での看取り

 

写真は、身内の育てたサガリバナ、珍しい花です。

 

***

 

 

緩和ケア病棟、病院によって取り組み方が違ってきますが、

自宅で看取る、という選択をした知人に少しでもお役に立てばと書いた記事です。

 

(過去記事)

 

今日は久しぶりにコロナについてまとめたものを持って

1時間弱の説明へ行ってきた。

 

コロナ禍で人の集まる場所へ外出をしたのは、ほぼ一年半ぶりかもしれない。

かたくなった頭に詰め込めるだけのものを詰め込み

 

物忘れがひどくなった脳を揺さぶりながら

自分の老眼のために用いた大きなスケッチブックを持って

 

コロナというウイルスについて

 

自己と非自己という免疫のシステムについて

 

マスク着用やガウン着用や

清潔ゾーン、不潔ゾーンの概念など

 

今更ながらではあるが

復習すること、整理整頓することで

少なくとも身近な人を守れる知識をシェアすること

を目指して話してきた。

 

緩和ケアとは離れている内容だが

最近、多くのことを同時にこなす力がなくなっていて

こちらで書いた文章をある方へ渡したいと思い書いています。

 

自宅で大切な方と最後の時間を過ごす。

客観的に考えると、残酷な時間である。

 

共に過ごす時間は大切な人であればこそ永遠であれ

と思うものです。

人は誰しも最後はこの世を離れます。

ですが、愛する人との時間は永遠なれ、とやはり思うものです。

 

とても辛いですが

貴重な時間をどのように過ごすか

答えはありませんが、少しでもお役に立てればと思います。

 

痛みを取ること

ペインコントロールが何にもまして優先すると思います。

痛みは死から逃れようとする人の体のSOS、サイン、

 

それが患者様の意識の最優先であり続ける限り

死という恐怖と対峙し葛藤していることになります。

 

ゼロではないが和らげ、緩やかにするというのが

緩和ケアの意図になります。 

 

そして残り少ない貴重な時間の中で

クオリティーの高い時間をステロイド剤を用いて

導いていきます。

 

会いたい人に会う時間

ゆっくり家族水入らずの時間

ご本人の望まれる尊いひとときを

サポートする側が演出する、という努力も

とても大切な思い出になります。

 

がん細胞は貪欲です。

点滴も食事も健康な細胞へはいかず

がん細胞を太らせていきます。

 

過酷なようですが

緩和ケア病棟ではよほどでないかぎり点滴はしません。

 

患者様と過ごす時間の中で

スタッフが緩和ケアの手を差し伸べるのは

患者様と同様ご家族へのケアです。

 

痛みの棘にもがくご家族の心に寄り添い

ご家族が患者様に寄り添うのをあくまでも黒子として

手になり足になり知識を手助けし

最後まで伴走します。

 

誰かが必ず聞いてくれる

一人ではない

 

大切な人を看取るのにマニュアルはありませんが

看取りたい、という思いは

関わる方々の心を動かし

最上のことを提供しようとする輪になっていき、

ワンチームから、

唯一無二の時間が生まれていきます。

 

少しでもお役に立てればと思い

急ぎまとめてみました。