年別:2024年

台風の余波が収まらない海岸線を必死で運転しての帰り道

カラスが道の真ん中でどいてくれない。

 

躊躇したほうが負けらしい。

よけて端っこを通らせていただくこと3回あまり。

 

木が生い茂った所を通る前に倒木はないかと、カラスよりもっと上に視線を飛ばしたその瞬間

大きい

羽を広げた鳥がこちらへ向かい飛んできてしっかり目が合った。

 

見たど!

見てしまったど!

あれはカンムリワシだ。

 

広げた羽の模様が、はっきりと、「ようこそわが島へ」 と魅せてくれた。

 

私たちはなんて果報者なんだ。

カラスさん、ありがとうね。ああたたちのおかげです。

 

カッコいい。

羽を広げて飛んできたあの迫力、思い切り脳裏に焼き付けました。

読者様とシェアしたくお借りした写真を貼ってみました。

 

ご近所さんがまだ風も強く吹いていて時折線状降水帯の強烈シャワーに見舞われながらも玄関掃除にいそしんでいる。

 

脱水予防のペットボトルを渡し、少し立ち話。

酷暑がまた来ることを思い出させてくださり、今日がいかにチャンスの日か教えてくださった。

 

私も早々に空き家の屋内掃除に挑むことにした。

 

家の中をホースの水で洗い流す。

水分大好物のシロアリ、大丈夫ですか?

大丈夫。

すぐにカンカン照りの毎日がくるんだから、と

 

コツコツ掃除は体力的にムリ、と判断し、外を洗うように何もない室内を洗いに洗った。

 

ヤモリは王の宮殿に住む、と当ブログでは何度かため息ついていますが、

ここは王宮違いますよ、と何匹と対話しながら掃除したか、

そして逞しそうなのばかり。

 

あちらが先にいたんだから、仕方ない。

掃除の後、拭き、扇風機で乾かして、数時間でとてもきれいな空間が戻ってきた。

 

台風で電気・水道・ガスが止まった時のことを想定して久しぶりの準備に追われていたらいとこが手伝うことはあるか? と電話をくれたが、こちらは帰り道を案じて何かあればうちに泊まって、と声をかけた。

 

ところが、どちらも相手に気遣い過ぎていたようで、

現代と昔の時代の違いをお互い電話で確認した。

 

人の距離が遠いのは便利になったことが助け合うことをいらなくしてしまったのかもしれない。

なぜ、わざわざ空き家に立ち向かっているのか。

ようやくわかったように思う。

人恋しかったんだね。

 

こちらに来て、手帳を見たら、毎日誰かとなにがしら関わっている。

私には田舎暮らしが合っているんだと、このバタバタ感に、これでいい、と、

いとこや友人に泊まっていく? と言えるような実際、泊まれる部屋を掃除した。

 

寂しがり屋は、それでいいんだと、ヤモリと闘いながら、台風一過の涼しさの恩恵のなかで、部屋を掃除できた。

 

お隣のお姉さんの声かけてくれてありがとう! の笑顔が、

気持ちよくて、優しい田舎の人恋しい空気が、旅です、二拠点生活です! の孤独感を終わらせたのかもしれない。

 

猛暑を生き延びたと思ったら台風です。

ようやくPCも使えるようになり、久しぶりの投稿を南国から書かせて頂いております。

 

こちらへきて一か月

空き家は想像以上の悲惨さで、おまけに100年ぶりの酷暑らしい。

 

朝の5時半に道路沿いの雑草に立ち向かい、太陽の日差しがこちらへ届く6時40分頃にうちの中へ。

 

そんな早朝をタッタッタと数名の若者たちの走る姿が近づいてきて、「おはようございます」 と挨拶して走り去っていく。二周目は声かけないことをおばちゃんは学習。

 

この酷暑の島で、早朝マラソンをする若者集団がいる。

なんだか希望を見たような心が元気になりました。

 

もう一人

「あれ? ○○ねぇねぇ? 」

 

軽トラックの青年が声をかけてくれたんです。

 

私の娘の名前、彼女は親の私が言うのもなんなんですが、女優の内田有紀さん似の美人

おばちゃんは、浜ちゃん・・・

 

帽子を取って首のタオルを外してはっきり顔を見せて、「おはよう! 元気だった?」

上機嫌で答えたら、「ああ、○○たちの母ちゃんかあ」

 

毎朝、横を通るたびにもう一回間違えてくれるかな、と期待したけれど、

「毎日、偉いね」 と労わりの言葉をかけてくれる・・・ありがたや。

 

  • 出版
横浜流星さん続き4 御礼までに

(過去記事)

 

横浜流星さんがお若いのにきちんとした方なので、支えておられるファンの方々の知性の高さに今回触れる機会を得たこと、心から感謝しております。

 

ほとんど前知識もなく、本が主人公を選んだ、本当にそうだと今も思います。

 

***

 

本を離れて個人の映画好きの感覚で、横浜流星さんを見た最初の感想を恐れずに申しますと、

 

義経の八艘飛び、

五条大橋を横笛を吹きながら通る牛若丸を襲う弁慶、欄干を飛び交う牛若丸。

 

この二つのシーンをこの俳優さんで観てしまいました。

 

笛を吹きながら欄干を飛び交うには垂直飛びの演技の際、上半身をまっすぐに下半身がきれいに足を折りたためるくらいの別々の動きが同時に魅せることができる運動神経能力、そんなことを完璧にできる俳優さんで観たいな、と

 

ある番組でわっかを踏まずに飛んだりする様子を横浜流星さんが他の若い俳優さんに混じって披露しているのを見た時、

 

ああ、いた。

義経だ、牛若丸だ、と思いました。

義経が、牛若丸が、すぐにできあがった映像で脳裏に浮かび、観てしまいました。

 

ニーズが高い俳優さんなのだと思います。

それを前知識もなくぽろりと書いてしまって、いくら天然のおばさんでも、今頃少しヒヤリとしている、というのが正直な気持ちです。それでもついでにまた義経を書いてしまうところがおばちゃんパワー・・・お許しを!

 

***

 

今度の大河ドラマも丁寧に観たいと期待しております。

ファンの皆様方のおかげで、たくさん希望が湧いてきました。一緒にこれからも応援させて頂きます。

ありがとうございました。