梅と雪

梅が咲き始めて鳥が集まってきたな、と思ったら昨日から大雪でした。

雪掻きを久しぶりにし、子供の送迎の車寄せ部分だけでもと頑張りましたが、

すぐにへたってしまいました。

 

だいぶ溶けてきました。

 

上京した年、一人でマンション周辺を除雪して通路を確保し終わったころ、

若いパパたちに子供たちが教えたようで、合流して、あっという間に周辺道路まで片づけた武勇伝伝があります。

 

女の人がこんなの見たことがない、というので

南国のさらに果てから上京したばかりで、雪が不思議で不思議で楽しくてやっているのだ、とカミングアウトすると、子供たちが喜んで雪だるまを作ったり投げたり、段ボールで滑ったり、パパたちは小さなかまくらのようなものを作って

挨拶を交わす程度の顔見知りがあっという間に隣人になった。

 

昨日も窓ガラスをがらっと開けると、

子供たちが雪で遊んでいる。

こちらをみて、「こんにちわ」 と大きな声であいさつをくれた。

嬉しくて手をふった。

 

私は寂しがり屋の甘えん坊だと子供の頃、姉や兄弟に決めつけられてしまった感があって、自分はそんな人だと諦めて生きてきた。

 

一人暮らしをしたことがない。

 

本格的なデビューは実は昨年の6月の終わり

 

末の子をどこに行くのも伴っていたが、急遽入院することになって、コロナ禍の時代のなか、面会もダメだったため初めて一人で行動することになった。

ところが入院中は知らない人でも隣には他の患者さんがいて、ナースは来てくれるし、薬剤師さんや栄養士さんなどの訪問もあって、緊張感の中にあっても賑やかなあっという間に時間は流れ、気づけば退院した。

その時に子供もグループホームデビューをしたこともあって、いざという時、この子が耐えられるよう少しづつ慣らしていた方がいいのでは、と、ようやく思い至り、2か月に一度、通う南国行きを一人旅に変えてみた。

 

子供は順調に慣れていき、お土産の沖縄そばさえ、きちんと届けばOK

 

だが問題は私、

ホテルで一人・・・眠れない。

眠剤、飲むけれど、一人って、一人。

どんだけおしゃべりなおばちゃんやねん、とひとり突っ込み寝ようとするが、

私はムリ。

一人では生ききれん。

寂しい。

人が好き。

おしゃべり大好き。

笑うの大好き。

仕方ない・・・それが自分。

寝落ちするまで電話を離さない、という大迷惑な、遅い自立に挑戦中・・・

 

梅と雪を愛でる情緒もある。

だから大丈夫

頑張れ、二拠点。

寂しさが取れるまで時間がかかるのは仕方ないかなあ。

 

 

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