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カテゴリー:文化・芸術
月にも花にも見捨てられ

(過去記事)

 

まさか、まさかの子どもからのうたのプレゼント。

 

義経の句を朗々とうたいあげてくれる。

涙が出ました。

 

「言い切りの快」

俳句も短歌も短柵に、通信内容をいわば情報を漏らさず書き込んでいた、と思えば、

 

日本の「わび さび」の世界が切なく迫ってきます。

お若い方が、すうっと、そういう世界を表現して下さると・・・脱帽です。

 

日本文化はこれからも損なわれずに続いてほしい、と切に思います。

両親の代まで、母は着物で暮らし、父は筆を普段から使っていた。

 

今の私はというと、着物をきこなすスピリッツも足りないうえに筋肉が落ちている。

椅子の生活が多いし、筆など年賀状でせいぜい手に取るか、やめとこうか・・・

 

で、楽へ、楽へ、と流れて暮らしている。

その口が、文化は続いてほしいものだ、と言っている。

 

よし、少しだけ加圧しよう。

できたら、また少し加圧していこう。

 

「粋」 にいきるのは、少し無理することだった。

楽に生きているなあ・・・反省しきりです。

 

~ 月にも花にも見捨てられ ~

 

平家の子らの中、ぽつり一人源氏の遮那王、牛若丸

 

月 いわば天運

花 地における状況  見捨てられたか、わが身。

 

そのあと、源平の戦いまで義経は鞍馬山の天狗の修行を受けますぞ。

月(天運)から詠むところが遮那王である印でもありますね。

 

内野聖陽さんの舞台

坂本龍馬役の豪快な演技が記憶に焼き付いていますが、舞台は井上ひさしさん原作の舞台。

 

子供と二人でコロナ禍の前、観劇。

やはりこの方は舞台だともう歯止めなく天才。

 

「化粧二題」

 

女優・有森也美さんがお母さん、大衆演劇の女座長で、内野聖陽さんは捨てられた息子が長じたという設定

 

クリスマスを前に内野聖陽さんが歌った讃美歌が、演技の途中で披露しているヒトコマには見えなかった。

 

本当にすばらしく上手でした。

そこだけ歌のプロの吹き替えです、と言われてもそのほうを信じるほど上手かった。

 

お二人とも演技も凄いが筋肉も凄かった。

 

役者さんって、あの長い時間

セリフ噛まないのも鳥肌ものですが、

ある種のゾーンの中にいるのでしょうか。

 

***

 

職業って・・・

 

私がいた業界でも、石の上に4年

4年目でようやく何かが見えてくる。

息するように、仕事をしていることを忘れる域が近づいてくる。

立ち続けよ、居続けよ。

そう教えられた。

 

ベテラン俳優の舞台は本当に面白い。

観客も域の中に入ってしまっているから、静か。

観客席に明かりがついてはじめて、こんなにたくさんの人が静かに没頭して

芝居の世界に同時に入り込んでいたの、と感激しました。

 

やり続けるって、売れ続けるって・・・やっぱりすごいです。

推し、の役者さんが舞台をやっているなら、舞台観劇おすすめです。

 

よし、頑張ろう、と元気になります。

 

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休日に聴いたハラミちゃんのピアノ

よく行くショッピングモールのエスカレーターで、吹き抜けの階下から聴こえてくるピアノの演奏が、えっ? なあに? 凄くない? と速足で降りていくと、

 

ハラミちゃんのストリートピアノ演奏だった。

すぐに人だかりになった。

 

 

鳥肌が立つ。

オーラも凄い。

 

音楽をほとんど知らない素人の自分でさえ、

すぐにハートを掴まえられた。

 

音を楽しくって書いて、音楽なのね・・・

しばらく帰宅してからも、耳にピアノの音が残っているようで夢を買って帰ってきたような、贅沢な余韻を楽しませていただいた。

 

***

 

不思議ですが、

聴覚が拾う音は、初めは振動から、

脳が心地よいと思わなければ、伝えたくない、と電気信号を送らなければ、

下手すれば、愛妻の愚痴はだんだん届かない場合もあるし、

飯! 風呂! のご亭主からの合図もだんだん高齢になれば、一番最初に届かなくなるかもしれません。

こわいですね。

 

***

 

琴線に触れる音楽っていいですね。

脳に心にあの時のエピソードまで勝手にひっつけて楽しんで聴くのですから 

癒してくれる振動、心をウキウキさせてくれる振動、悔恨を掻き立ててくれる振動

言霊も振動・・・かあ。

脳が、心が、それいる、それ欲しい、って、振動かあ・・・

耳介に触れる音、その振動に愛はあるんか!(どっかで聞いた)

誰だって、愛の振動、欲しいですものね・・・

 

 

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