雪が本格的に積もりそうです

雪が本格的に積もりそうです

あっという間に積もり始めました。

南国生まれは、数時間で何もかもが真っ白な異次元世界へ変わるこの瞬間が

何度体験しても不思議でたまりません。

 

窓を全開にしたり、玄関から表に出てみたり、挙動不審です。

 

寒いのに、心があったかくなる不思議。

気が付けば、お汁粉を食べていました。

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Yくん、誕生日おめでとう

Yくん、誕生日おめでとう

Yくん、21歳の誕生日、おめでとうございます。

Yくんが東京の我が家に来てくれたのは高校卒業前の正月休み。

久しぶりの再会に、子供たちとの賑やかな食事会に、バトミントンに・・・

 

昨日はその賑やかさとのギャップで、寂しくなってへこんでいました。

 

写真はYくんが自分で作ったという自分用のお財布

皮を上手にデザインして、縫い込んでいておしゃれで、写真を撮らせてもらった。

 

夕食前の珈琲タイムで、二人で話し込んだのは、

おばちゃんが貴重な若者の時間を頂いて話し込んだのは、マネーの話

 

今ね、隠れ金持ちというのが密かにはやってんだって、

このおばさんでもわかっているんだから、密かにも何もないと思うんだけれど

息子から、仕事を退職する時に通告というか、アドバイスというか、

よーく覚えておいてね、という説教のようなもの。

 

今までは話をして少しお金もらった時もあったかもしれない。

今からはね、1時間聞いてくれた人には1万円あげる、くらいの気持ちでいてよ、と。

 

***

 

マシンガントーカーだから、同じ話が2度目なら2本指

3度目なら、3本ではなく5本で、おしまい、という合図を送る人情の欠片もない

人に言われた説教を、今では真面目に守っている(すでに話、長いなあ・・・)

 

***

 

それで、Yくんには嫌われたくない、考えて決めてきた話がマネ活。

あのね、と二人で気持ちは大きく、お金を増やしていく話をした。

 

貯金やないよ

増やすんだよ

 

瞳が純粋でかわいいまだ少年にしか見えない兄ぃ、にぃに、将来は妹のお店も出してやれる男になれよ、と励ましてきた。

すぐに洗脳されてニコニコと聞いてくれている。

 

あと数年で3本指か5本指を目の前に出してくるかもしれないけれど、

とても幸せな時間だった。ありがとう。本当にありがとう。

 

おばちゃん、本当に東京から来たの?

ちびっ子たちは心の声のまま問う。

そうだよ、なんかやっぱ違う?

首傾げて、絶対、嘘だ、という。

かわいいからもうなんでもいいや、と遊んでもらって、幸せだった。

 

次は4月だから、

少し今回のことを反省材料にして、もう少しかっこよく行こうと思う。

話して聞かせる話が薄かった、と仕込みの甘さを猛省している。

 

Yくん、あなたはこれからたくさんの経験をして恋もするよね。

傷つくこと怖がらないで、

どんどんチャレンジしていってね。たくさんの人と出会っていってね。

人生の地図、自分だけの地図、どんどん描いて広げて色付けていって、好きに仕上げるんだよ。

誰も描いていくのを邪魔しないからね。好きに、無我夢中で楽しんで描いていってね。

 

地図描きを邪魔してきたのは、振り返ってみるとおばちゃんの場合、

自分の心が臆病になった時の自分自身だった気がする。

***

楽しく花の20代、謳歌して大胆な地図、

オリジナルデザインのセンス抜群の財布のように、

作った動機も素晴らしかった。

すでに君は勝っている。もっている。最高だあ。

 

誕生日、おめでとう。

これからもおばちゃんはずうと応援しています。

 

 

 

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南国珈琲タイム

南国珈琲タイム

3日2晩の慌ただしいスケジュールでしたが、珈琲タイムもしっかり楽しむことができました。

 

暖かくて、いや暑くて、空港へ着くやいなやまずは8か所に貼ってあったホッカイロを外して捨て、ヒートテックの肌着上下を脱いで、外へ出ましたが、涼しい、気持ちいい。

 

体の緊張感がほぐれていく、この感覚が最高です。

タクシーに乗って6年ぶりの友人ご夫妻との再会、会食。

 

奥様は、肌のうっすら日焼けが功を奏して、エキゾチック美人度が凄かった。

会話の途中、あまりにもきれいなので何度も見てしまったほど。

 

東京で知り合ったのに、

涼しい海風を受けながら近況を報告しあい、大変なご時世に互いの健闘も称えあったあと、若い二人が仲良く支えあってきたこと、移住を決めたことを聞いていると、あっという間に流れていく時間に、まるで夢の中のようなやっぱりタイムスリップな感。

 

人の出会いって不思議です。

 

 

 

 

 

 

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天国ってきっとこんな感じなのだろう

天国ってきっとこんな感じなのだろう

 

 

(過去記事より)

 

旅の途中、お世話になったお宅で

いつも料理を頑張っているお母さんにつかの間の休憩を、

そしてちびっこたちや、

お父さんやお兄ちゃんやお姉ちゃんたちにも喜んでもらおうと、

その家の中堅、料理のプロを目指す高校生女子をアシスタントとして指名し、

大家族の夕飯づくりに挑ませてと申し出た。

 

 

 

OKが出たので、さっそく善は急げ、と話が決まるとすぐに、

お兄ちゃんと幼稚園生の弟とを伴い、

私と子供の5人で買い出しへ向かった。

 

料理はまずは素材選びからだよね、と

 

おばちゃんは、手抜き料理・時短料理しかできないので

プロを目指す人が見習う相手じゃないと思う

 

お母さんを休ませたい

ピンチヒッター(古い)で、私がつくります、という時の参考に

なるのなら、とあれこれ言い訳しながら、結局自分が作りなれている

いくらなんでも・・・という、鍋にした。

スープは売っているのから選ばせて、好きなものなら文句は出まい・・・

そして牛丼とサラダをつくることにした。

 

大人はずるい

 

 

お肉は奮発した。

素材がよければ腕なんぞほぼほぼ影響しない。

女子高生にまだまだ見抜けるわけがない。

 

時短のうんちくを説明しながら鍋の材料を切ってもらう。

スープに入れるだけだが、時短のコツもそれらしく教えていく。

買ってきて入れてるだけやん、と高校生はけして言わない。

牛丼、玉ねぎ、にんにく、肉と炒めるだけ・・・

 

「はい、はい」

と授業中のような清々しい返事にこころ洗われながら

アシスタントはお兄ちゃんにしてもらい、

ちびっ子たちは子供に手裏剣折りを教えてもらい夢中にさせて

心配するお母さんは立ち入り禁止にして、

楽しい時間はあっという間に過ぎ、

 

子供にうけるワケない鍋も牛丼も自己満足で提供して

用意してくれた場所でくつろいでいると、コンコンとノックがする。

お兄ちゃんが、「妹がお礼にくるみパンを焼いたので」と持ってきた。

 

嘘でしょう?

めちゃ美味しい。

初めて焼いたというくるみパン。

クオリティの高さに、いや、本当に申し訳ないことをしてしまった。

世の中のあざとさも勉強しておかないとね、とアハハとお礼を伝えた。

プロを目指す人、相手に本当に申し訳ない、謝っていたと伝えてね、と。

 

そしてその夜

女子だけを集めてちょっとした塾と称して結婚や恋愛などの話をした。

細胞は型を覚える、と

何故、大事な将来面倒みてくれる確実な男性・夫というものにだけ

性生活をゆだねるのかを、マシンガントークで話すこと、2時間

 

一期一会になりそうなこのご時世

けっこう全力投球で話した。

 

こういう変なおばちゃんの話を真に受けて聞いてくれてありがとう

と、半分反省しながらその日は熟睡した。

 

朝、起きたら、えらくうけていたとお父さんから教えていただいた。

 

料理の時短のコツも面白かったと喜んでいたというので、

東京に戻った今もホームシックが止まらない。

また同じようにおもてなしを受けたい、図々しさがやっぱり止まらない。

 

天国にいる時間ってたぶんあの時間のようなのだと思う。

幸せって、あの時間のことをいうのだと思う。

 

会いたい。

あそこに居たい。

 

 

 

グダグダになりそうな自分を、頑張れ、あそこへ行くんだ、

と励ますために書いてみました。

 

***

 

追記

そのあとコロナ流行のさなか、家族全員がコロナでダウンするなか、シェフを目指すJKは、一人感染せず、家族全員の食事を一人で作り切り、お母さんが回復するのを待って感染しダウンしたと聞いた。それでも3日で回復し、とても助けられたとお母さんは喜んで報告して下さった。

きっとすばらしいシェフになるのだと思う。カッコいい。

 

頑張れ、子供たち。

会いたいなあ。

 

 

 

 

 

 

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