月別:2023年11月

(過去記事)

 

有名なリトルアーニーのお話。

 

140年ほど昔のアメリカでの実話です。

救貧院にリトルアーニーと呼ばれている少女がいた。


8歳で母親が亡くなり、

10歳の時、アル中だった父親に

 

リトルアーニーは弟と救貧院に置き去りにされます。

 

世界中が貧しい時代、

劣悪な環境から、トラコーマという目の病気に罹り失明寸前になりました。

 

さらに追い打ちをかけるように、

救貧院に来て数カ月もしないうちに弟が亡くなってしまいます。

 

天涯孤独となったリトルアーニー。

重度の鬱状態になりました。

 

一切のことに無反応となったリトルアーニー。

食事もとらず会話もしない。

 

救貧院の職員、誰もがお手上げとなり、

地下の独房のような部屋に置かれます。

 

精神病院へ移されることになり、

せめてそれまで、と

 

若い女性職員が、

私に食事を運ばせてください、と申し出ます。

 

食事を運ぶたび声をかけても反応はなく、

聖書を読みますが、反応はありませんでした。

 

若い職員はあきらめずに続けます。

がらんどうの洞窟に向かって聖書を読んでいるようで、

 

だんだん辛くなっていき、

虚しくなり、

 

明日でやめよう・・・

他の職員が何度も挑戦した時と同様、

 

彼女も諦めました。

最後の朗読となった日、

 

彼女は応答のない虚しい朗読のあと、

どうせ今日も手つかずだ、と食器を下げようとしました。

 

ところが食事がなくなっていました。

彼女は施設の長へ報告します。

 

精神病院へ移すことを少し待とうということになり、

彼女は、食事を運ぶことと聖書を読むことを続けます。

 

リトルアーニーは救貧院で長じ、

やがてパーキンス盲学校に進学し、首席で卒業します。

 

リトルアーニーは、

のちに

 

見えない、聞こえない、話せない、

三重苦で苦しむヘレン・ケラーの先生になります。

 

「ウォター」

ものには名前がある、という概念を教えたアン・サリバン先生。

 

あなたは?

「Teacher」

 

多くの教師の教えを受けたヘレン・ケラーですが、

先生、と生涯呼んだのはサリバン先生だけだという。

 

小さなアーニーのあまりにも有名なお話を

書かせていただきました。

 

奇跡の人、

あやかりたい。

「王様と私」渡辺謙さん

 

 

(過去記事)

 

 

「王様と私」 の日本凱旋公演があったのは2019年の夏

 

 

長年、渡辺謙さんのファンで応援していたので

即、チケットを子供と二人分購入。

 

当日は二人とも緊張して行きましたが

最高の公演にそのあと母はもう一度一人で行きました。

 

「一人で行くの? それって人としていいの?」

と、呆れられましたが

 

キャンセル席を狙って二度目の席はいい席でした。

横を王様が通っていくのですが、王様の服が触れるまで

私はうかつにも二度目なのに、

横を通ることをすっかり忘れていたのです。

 

「ラストサムライ」 で、海外へ赴いた謙さん

英語で歌って踊って・・・

40代で英語デビューしたとは思えない凄い迫力でした。

 

二度目の公演が終わった後、友人へ冊子と共にレター

彼女はトム・クルーズ、いのち

私は謙さんファン

「ラストサムライ」で共演した時は夢を見ているようね

と二人で喜び合った絆の強い私たち

 

「何? あなた、何しているの? 働きなさい。

え~!嘘でしょう。舞台観たの?嘘でしょう。

ハリウッドが来たの~」

 

冊子が届くやいなや、

こらー!

と電話がかかってきた。

仕事でもっとクタクタになれだの、遊びすぎだの

因縁ばかりつけて人間性のかけらもない悲鳴をあげて

 

でも最後には

「これが中高年になっても恐れないで上京したキミへの

神様からのご褒美だね。そうかあ、キミは東京在住かあ、

チクショウー、いいなあ」

と、現場感を教えて、教えて、と話はエンドレス

 

トムクルーズが基地にヘリで降り立ったという情報が入って

その情報を持ってきた友人と三人で一日中基地周辺を車で走り

まわっていたことなど、話は尽きない。

 

いいなあ、謙さんは日本人だから

他の舞台作品も観に行けるものね

ゆとり年齢になったら、東京暮らし、絶対いいよねえ、と

あれほど上京を心配していたはずなのに、心境は変化する。

 

電話を切って

そうかあ、そうよね

舞台、行けばいいのよね、電車で行けるんだもんね

 

それがコロナ禍で

ステイホームに続くステイホームで、懐かしい友人と

電話ばかりで交流していると、田舎へのホームシックにかかってしまった。

 

子供の巣立ちも重なった。

 

はっと気づけば、ここは東京、周囲は知らない人ばかり

田舎では知らない人を探す方が難しい

引きこもっていたって、

戸を強引に開けられて様子を大きい声で尋ねられるだけだ。

 

動いていたエスカレーターがピタリと止まったような景色

自分の足で歩きださないと風景は止まったまま

上の階へ行くの?

 

下の階へ戻るの?

 

しばらくは動きださないと思うよ

そのエスカレーター

 

よし、上の階へ行ってみよう

上りエスカレーターに乗っていたんだから、

降りる方が楽だけれど

一度きりの人生だから

思い切り観て聴いて生き倒したいじゃないの

 

冬の感染の流行状況を見ながら予防しながら

もう止まってしまうのだけは嫌だから、頑張って前へ進もう

 

日常に、ふっとロマンという風を送ってくれるのが芸術

秋はやっぱりロマンティックです。

 

 

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買い物途中、1ちゃいくらいの坊やがかっこよくハンドルを切っているシーンに目が留まり、すごい、カーブ? ハンドル切ってるの? と思ったら、お母ちゃんが品物見つけてショッピングカートのハンドル、大きく切っていた。

坊やのハンドルはその下。運ばれているんだね、キミ。

 

それでも坊やは、体感で真剣にハンドル傾けとるぞ。

ハンドルつきのカートは男の子には最高ねえ。

かわいい、がんばれ!

 

坊や、人生も頑張っていくんだよ。

言いたくないけどね、

お母ちゃん卒業したらね・・・

ふ~・・・

カミさんというのがおってね、

ハンドル、切って、切って切りまくってもね、

う~んとね、

おおもとの運転はね・・・人生、切ないなあ~。

今はなんにも知らなくていいからかっこよくハンドル切りまくれ。

 

***

 

そんなこんなであまりにもかわいいハンドル技術に見入っていたら、

「東京ではよその子を2分見つめていたら犯罪、通報されるからね」

と、ソースのない我が家の大きくなりすぎた息子たちの説教が頭をよぎる。

 

ああ、危ない、2分見てる、危ない、気をつけよう。

 

とにかく子供好き。

何度、出しゃばって、

スーパーで子供さん連れのお母さんに

「あらあ、かわいい、何歳ですか? 手伝います」

と、本能のままに、手を差し伸べてしまったか。

 

*** 

 

「あいつ、マジ消したい」

 

ええっ!

 

たぶん小学生1年生、

黄色のカバーをつけたランドセルを担いだかわいいはずの女子が吠えていた。

登校時の朝のこと、

ゴミ出し中のおばちゃんの耳に飛び込んできた、そんな殺生な・・・

呆然と立ち尽くしてしまった子供好きのおばちゃんの横を、

「マジ消す、今日、消す。あいつ消す」

 

 

・・・

 

あいつって誰?

心・・・ポキンと折れました。

なんとも・・・心臓、痛っ!

 

 

頑張れ、子供たち・・・

やっぱり2分は見てるかもしれない。

気をつけよう。

 

昔は隣近所、2分なんてものじゃなかったけどなあ。

すぐに親以外の人にも説教されたけどなあ。

 

 

時代が遠くにきてしまいました。

 

珈琲ブレイク

 

 

飛行機に乗る時、必ず持っていくもの

副鼻腔炎になったことのある人で、飛行機の中で耳が痛くなるって聞いたことがあります。

 

救急隊員の親切な方から教えていただきました。

 

飛行機に乗らないと島の外での用事ができないので、苦手でも何回乗ったことか。

 

離陸後や着陸前、幼子の、あ~、あ~、と泣く声

そうよね、痛いよね。

授乳や哺乳瓶で上体をきれいに起こしてあげて水分を嚥下させてあげるだけで楽になるけど・・・何度も教えてあげられない罪悪感から目を閉じて祈っている。

 

子供たちの骨格はやわらか

大人とはちがう。

 

また大人の中でも私のようなものには、この耳栓はけっこう有効です。

飛び立つ前から耳栓をし、水分はしっかり手の届くところにおいて、以前はのど飴を舐めて唾液が出るようにしていましたが、歯が悪くなっていくのも厳しいなあと最近は水にしている。

 

水分をあげている途中にガタンと機内が揺れて、誤嚥などのリスクから、あまり推奨しないのだろうなあ、ともう数十年飛行機の中で泣きじゃくる子供たちのかわいそうさに、ごめんねえ・・・と都度胸が痛む。

 

自分の子供たちの場合は哺乳瓶で耳の過度な陰圧をやわらげたり、飴はある程度、揺れに驚いても呑み込んだりしない年齢から渡したり、小さなストロー付きのりんごジュースは一番喜んで、耳が痛くなりそうだったらごくっと自分で飲んで、ふだん甘いジュースがまわってこない分、特別感を味わえたり、

私はこの耳栓。

 

最近は耳栓をうわまわる対策を探しているところです。

耳が痛い、が一番遠出の意欲をそいでいる気がして、本気で思案中です。

 

まったく平気、という人がうらやましいです。

友人、知人のほとんどが、平気といいます。

海に潜る時のように、一度、圧をぬくんだよ、と教えられますが、それすらも痛いです。

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